内視鏡検査の大きな特徴は、本来は直接見ることができない体の中の様子を、内視鏡によってリアルタイムに見ることができる点です。内視鏡を入れる前処置として、咽喉に局所麻酔をかける、胃腸の働きを抑える注射をする等があります。
何らかの病変を見つけた場合には組織の一部を採取することができ、病理検査によって確定診断ができます。映像として見えるため、小さな病変を発見しやすいこともメリットです。
また、バリウム検査と違って被ばくの心配はありません。
内視鏡の管を口から入れる場合、挿入時に吐き気を感じることがあります。嘔吐反射を軽減するために麻酔をすると、検査時間が長くなります。
内視鏡の管を鼻から入れる場合は、挿入時に鼻の粘膜が傷つくことがあります。
また、バリウム検査に比べると費用が割高です。
内視鏡検査に携わる3名の医師は、さまざまな症例を経験している医師ばかりです。気になることやご要望などございましたら、遠慮なさらずにお申し出ください。